コーソク事件最終章>不正軽油の”動かぬ証拠”公表!

コーソク不正軽油事件に取り組み始めて4年8カ月間、長かった。当初はすぐに解決すると思っていた。県税事務所が本格的な調査を進めていたからである。
ところが、2019年6月に県は豹変し、犯罪もみ消しを始めた。

ストリーは長くなるので、今日は、とりあえず不正軽油の”動かぬ証拠”を公表する。
この”動かぬ証拠”、実は、令和3年6月県税事務所から入手したものである。
”動かぬ証拠”とは、3枚の写真と1枚の簡単な文書のことである。

ではまず、不正軽油製造用給油機を紹介する。これは、コーソクがこのガソリンスタンド木協サービスステーションを買収して経営を始めた時に、西村賢一社長が、不正軽油を製造するためにわざわざ設置した灯油の給油機である。

次に、”動かぬ証拠”の1点目で、この不正軽油製造用給油機の灯油ホースからタンクローリーに灯油を給油している写真。2019年4月8日に撮影したものである。

3番目に、”動かぬ証拠”の2~3点目で、このタンクローリーが灯油を給油後建設現場に行って、建設機械2台に不正軽油を給油している写真。

  

最後が、”動かぬ証拠”の4点目で、これらの写真は、県税事務所が所有していた写真データをCDに保存して私の知人に送ったものであることを示す文書。

ここに何が書かれているかと言うと、これらの写真はもともと私の知人が2019年4月9日に県税事務所にメールに添付して送ったものであり、それをCDに保存し直して知人に送ったことが書かれている。

2019年4月8日、私の知人と同行女性は、不正軽油の現場を確認しようとして、コーソク木協サービスステーションに張り込み、写真を撮影した。そして、その中の1枚が不正軽油製造中の上記の決定的1枚である。
灯油を給油後、タンクローリーが建設現場に向かったので尾行することにした。
すると、偶然、県税事務所職員2名(甲斐勝久副主幹、清勝成主事)も張り込みをしていて、同様に尾行を始めた。
10号線に出る前の交差点で、これまた偶然に知人の車と県税事務所の車が横並びとなった。お互いにそのことに気づき、知人と県税事務所職員は、指さしてタンクローリーを尾行していることを確認し合った。
知人の車が先に建設現場に着くと、知人の同行女性が建設機械に不正軽油を給油している写真を撮った。その後、県税事務所の車も建設現場を確認した。
その後、知人は、県税事務所職員を、コーソクの違法開発現場2カ所に連れて行った。
その日、清勝成主事より知人に電話があり、「(同行女性が)撮影した写真を提供して欲しい。」と頼まれた。知人は、同行女性に依頼すると、4月9日メールに添付して県税事務所に送った。

知人は、2019年2月に、コーソク不正軽油情報を県税事務所に提供して、県税事務所職員とは何度も会い、電話で連絡を取り合う関係だった。
2019年5月末、清勝成主事より知人に「(コーソクによる不正軽油製造使用の)調査は全て終わりました。いつでも踏み込む態勢はできました。この後、県警と協議して進めます。」との電話報告があった。

ところが、6月中旬、再び清勝成主事より知人に「話があるので来て欲しい。」との電話があり、行くと「県議会議員にこの情報が知れたことによって、上から「県が県議会で追及される事態になったらまずい。」と言われています。事件解決の進展にも影響することが予想されます。事件の解決は少しお待ちください。」と説明された。

ここから、県の組織的な犯罪もみ消しが始まった。

さて、実は、本日(令和6年2月7日)は、住民訴訟の弁論準備手続きの日である。
住民訴訟においても県は犯罪もみ消し(隠蔽)を継続している。
県が提出した調査報告書(令和元年10月28~31日調査、令和4年12月15日調査)は、不正軽油事実がないことを確かめたというアリバイ作りのための偽装調査だった。

そして、前述の2019年3~5月調査については、報告書を提出していない。なぜ提出しないのか?それは、不正軽油事実を確認したことが報告されているからである。
つまり、この報告書を隠蔽している訳である。
ところが、前述の通り、2019年4月8日に、知人と共に不正軽油現場を確認しており、写真まで所有していたことが証明された。

これで、これまでの県の説明や主張が隠蔽目的の虚偽であることが明らかとなった。
勝負は着いた。
5年の歳月を経て、これからコーソク不正軽油事件は一気に終末に向かう。

宮崎県と宮崎県警は共謀して5年間もコーソク不正軽油犯罪をもみ消してきた。

この罪は極めて重い。宮崎県民に、国民に、何と謝罪釈明するのか?
河野知事一人が辞任すれば済む問題ではない。
これは、宮崎県の歴史上最悪の事件であり、最大の汚点である。
この事件を知っていて黙ってきた国会議員が4名いる。中でも、私が令和4年5月13日に「上申書」を送った古川禎久議員江藤拓議員は、この事件についてどんな説明をするのか?
彼らにも責任があるし、「知らなかった。」は通らない。


スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク