問題だらけの日向市総合体育館建設計画

日向市総合体育館建設計画は問題だらけである。これを推進しようとしていること自体、正気なのか?判断力は大丈夫か?個人的な利益のためではないか?極めて疑わしいと言わざるを得ない。

1 費用42億円
庶民生活が、電気代、ガソリン代、食費等の値上げで苦境に陥っている中で、金を使う優先順位が違う。給食費の無料化は2億3000万円あればできる。また、住民生活や地元経済の立て直しこそ優先しなければならない。市民の5%しか使わない施設に42億円を投じる合理的理由はない。因みに、平成30年に完成した市庁舎の総工費は55億4500万円。42億円は、その76%にもなる。いかに馬鹿げた金額か、誰でもわかる。

2 利用者数(必要性)
現在の市営体育館でニーズを満たしている。実利用者数は2500名前後(4.3%=5%未満)からすれば、5%未満のために42億円の施設を建設する正当な理由はない。

3 市営体育館老朽化
床を補修及び補強工事をして耐震力を上げれば問題ない

4 自然災害に備えた避難所
市営体育館と他の施設を併用すればよい

5 大王谷プール
夏休みの38日間だけで6000人の利用者がいる唯一の市営プールを1億円かけて取り壊すとは、気が狂っている。子供たちの夏休みの楽しみを奪うな!

6 市営体育館
立地条件がよく、年間5万人以上の利用者がいる市営体育館を4000万円かけて取り壊すとは、気が狂っている。

7 ランニングコスト
現在年間912万円のところ、見込み額が4000万円、20年間の金利2.2億円(年1100万円)をプラスして年5100万円だから、4188万円の増額。(償還金を含めると約1億3000万円の増額)また、この内の2000万円は人件費で、天下り人材の給与。

8 事業者選定等支援業務委託費5000万円
事業者選定業務を委託した明豊ファシリティワークスに支払った金額は5000万円。時給計算で5~10万円程度になる。建設計画がいかに出鱈目な計画かを象徴している。これは、詐欺だ!

9 交付税措置3億9300万円
「交付税措置」とは、後で交付税として上乗せして交付されるという意味で使われているが、実は、この実態は、交付税に含まれているという意味であり、上乗せはされない。つまり、交付税から償還金に充当されることになるので、自由に使えるお金はそれだけ減ることになる。

運命の日=9月15日日向市議会議決

設計施工契約を議会が認めると、恐らく市長は本契約を締結し計画を強行する。そうすると、大王谷プールが取り壊され、もう後戻りできない。とにかく今は、これを止める必要がある。

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