政治家の評価項目
政治家を評価する時、人は皆どこを見て評価しているだろうか?
1.見た目 2.笑顔と謙虚さ 3.立ち振る舞い 4.頭の良さ 5.学歴 6.公約 7.演説の旨さ
と7項目列挙してみた。
何か気づいただろうか?
実は、この7項目はほとんどどうでもよいものである。
評価すべき項目とは、「行動=何をしたか」、「結果=何をもたらしたか」である。
既に議員や首長としての経歴がある場合、当然、行動と結果こそ問われなければならない。
また、選挙時に皆「公約」を掲げているので、その検証をしなければならない。
検証をしない場合、候補者は、できもしない(実行しない)ことを嘘八百公約に並べて、次回の選挙でもまた同じことを繰り返す。
つまり、選挙民を騙すのである。
だから、騙されないためには、笑顔と口の上手さに目を背け、行動と結果に目を向けなければならない。
批判
政治を批判していると、「お前は批判ばかりしている」という人がいるが、それは本質を誤っている。
民主主義は、多様な意見を出し合ってより良いもしくはより多くの人が賛同する決定を導くことが原則であり、それは平等や公平を実現するために不可欠な条件である。
だから始めから多様な意見を排除するなら、民主主義は実現しない。
多様な意見を許容するとは、他者の意見に反論し、その問題点を指摘し、自らの意見の正当性を主張することであり、相手にもそれを許すことである。
その原則を拒否するなら、おままごと政治になるしかない。
そして、拒否は、一部の人を守り、全体を犠牲にすることを意味する。
民主主義が成り立たないからである。
したがって、的確な評価をするには、「言っていたこと」と「行動と結果」を比べれば良い。
日本に限ったことではないが、「政治家=ウソつき・真実を隠蔽する人」が現実だ。
そんなに難しくないので安心して欲しい。
その人の「行動と結果」を示す客観的事実を列挙すれば良い。
それは間違いなく、税金泥棒です!