不正軽油実行犯コーソク元タンクローリー運転手証言

私は、令和2年8月24日、コーソクの元タンクローリー運転手と面談し、以下の証言を得た。実は、元タンクローリー運転手は、不正軽油犯罪の実行犯になる。しかし、勤務していた当時、彼は犯罪であることを知らなかった。従業員を犯罪に巻き込んでしまうとは、コーソクは罪な会社である。

元タンクローリー運転手証言

私は、コーソクに約13年間勤めていました。勤務内容は、コーソクが経営するガソリンスタンドの職員をしていました。ガソリンスタンドでは、燃料の配送業務を担当することになり、退職までの2年半~3年間は、3000リットルのタンクローリーを運転し、各現場の重機に燃料を給油していました。配属時に前任者から引継ぎされた業務内容は、重機用の燃料として、本社で軽油を半分タンクに給油し、ガソリンスタンドで残り半分灯油を給油し、通称ミックスという不正軽油を作成して、そのミックスを重機に給油するというものでした。

聞いたところによると、そのミックスの製造と使用は、前任者もその前任者も、ずーっとやってきており、私が入社する前から続いていたと思います。私自身も退職する時、そのように後任者に引き継ぎました。

基本的なやり方は、その日重機に給油した量が1000リットルなら、本社内の給油施設で軽油を500リットルタンクに給油し、残り500リットルをガソリンスタンドで灯油をタンクに給油するというものでした。

尚、ガソリンスタンドには、灯油の給油口が2箇所あり、1箇所は通常の灯油販売用、もう1箇所は、ガソリンスタンドの東にあり、タンクローリーへの給油には、主に東の給油口を使用していました。

配送及び重機への給油の要領は、各現場担当者から、直接私の携帯に給油の依頼があり、それによって、各現場ごとに何日に1度給油に行けばよいのか決まってくるので、月水金の現場と火木土の現場に分けて配送順番を組んで回っていました。

給油量は、少なくとも1日1000リットル、多い時は1800リットル、平均すると、1200~1300リットルだったと思います。

当初私は、ミックスが脱税になることを知らず、途中トラック燃料に使用した場合は脱税なることをテレビニュースで知りましたが、もしかすると、公道を走らない重機に使用する場合は脱税にならないのかも知れないと思い続けていました。退職後、元コーソク従業員から説明を聞いて、脱税になることを知りました。

平成31年4月、県税事務所から連絡があり、甲斐勝久副主幹と清勝成主事の2名が、私の勤務先を訪ねてきました。二人とは約30分間面談しました。不正軽油に関わる仕事内容やタンクローリーの管理に関することなどを聞かれました。この時、二人からも、重機に使用する場合でも関係なく脱税になると聞かされました。タンクローリーに給油した灯油については、本社請求という形で、ガソリンスタンドからコーソクに請求していました。

ところで、実はミックスを第一金属にも販売していました。2~3日に1回、事務所の重機2台とコーソク事務所近くの資材置き場の重機にミックスを給油し、手書き伝票に「ミックス~リットル」と書いて、第一金属事務所に提出していました。

また、ガソリンスタンドのコンピューターには、ミックスの商品コードが登録されており、第一金属には、ミックスで出力されたレシートを請求書に添えて請求していたと思います。ただ、請求内容がミックスではなく軽油か灯油になっていた(分けて出していた)ように記憶しています。ただ、ミックスを納品していた事実については、当然第一金属も知っていると思います。

県税事務所は平成31年4月に事情聴取済み

上記の通り、県税事務所は平成31年4月に元タンクローリー運転手の事情聴取をしている。つまり、それから3年半もこの不正軽油(脱税)を放置してきたことになる。
これは犯罪もみ消し以外の何ものでもない。指示したのは、河野知事だ。

「悪い奴ほどよく眠る」と言うが、河野知事は、3年半にわたって背任行為をした上で再び知事選挙に出るのだから、余程神経が図太い。

河野知事には天罰が下ることだろう。

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