コーソクと癒着した宮崎県警は本来の警察行政を正常に担うことができない

私は、コーソク元従業員を含む数名で、3年半以上コーソク事件を追及してきた。
告発先は、宮崎県警に始まり、宮崎県税事務所、河野宮崎県知事、宮崎地検、宮崎県議会議員、宮崎県議会、自民党宮崎県連、国家公安委員会、渡辺創衆議院議員、長友慎治衆議院議員、古川禎久衆議院議員、江藤拓衆議院議員と、12箇所(名)に及ぶ。

最初に宮崎県警に告発したのは、2019年2月のことだ。
しかし、未だに解決していないのはなぜか?
この答えは、理由が統一教会問題と同じである。

癒着関係を生んだ背景

統一教会問題が国中を騒がしているが、反共という旗印の下、選挙で役に立つ統一教会に安倍晋三が便宜を図り、その違法行為に対して捜査が及ばないように捜査機関に圧力をかけたというのが、その背景である。

これと全く同じことがコーソク問題にも当てはまる。選挙で役に立つコーソクに江藤拓衆議院議員が便宜を図り、その違法行為に対して捜査が及ばないように宮崎県警に圧力をかけたというのが、恐らくその背景である。

ご存知の通り、統一教会は、多くの日本国民に甚大な被害を与え、不幸のどん底に陥れた。そして、安倍当人の殺害という悲劇までもたらす惨事に至った。地獄絵とはこのことである。政官民の癒着が最終的にもたらすのは、国民の幸福ではなく、社会の退廃と地獄絵がその宿命である。癒着とは、それほどまでに罪深い国賊行為であり、悪霊に呪われた輩の仕業だ。

つまり、われわれが3年半以上もの間闘ってきた相手は、コーソクではなく、癒着した政官民連合ということだ。

コーソクと癒着した宮崎県警は本来の警察行政を正常に担うことができない

前回の記事で紹介した県警本部長宛「公開質問状」 で示したように、コーソクと宮崎県警の癒着は、否定しようのない事実の経緯がある。また、コーソク西村賢一社長の「県も県警も俺の思い通りになっとぞ。」という決まり文句は、癒着関係を文字通り示す衝撃的言葉である。

両者のそのような関係からすれば、西村賢一社長の思う通りになる宮崎県警が、コーソクの捜査をすること自体、根本的な疑問があり、少なくとも公正な捜査を期待することは不可能である。ずぶずぶの癒着関係にある相手をどうしたら公正な捜査ができるのか?談合の賄賂を受け取った公務員自身が賄賂を贈った建設業者を捜査するようなものである。

ましてや、今回宮崎県警が捜査に入った強要罪については、日向警察署職員が教唆した疑いがある。つまり、共犯の疑いがある。
私が告発したのは、宮崎地検である。ということは、宮崎地検の指示によって動いたと考えられる。しかしながら、本来、強要罪の教唆をした疑いがある宮崎県警自身が捜査をすることは、利益相反に当たり、一般社会通念上、公正な捜査を確保するためには捜査主体から除外することが相当である。例えは下品だが、万引き犯に万引きの監視を頼むことと同義だからである。仮にそれがわかっていながら、宮崎地検が宮崎県警に指示したのなら、共謀の疑いがある。

県警本部長に捜査業務から外れることを請願

私は、この物事の道理からかけ離れ、公正さが期待できない捜査では、結果的に悪が勝ち残り、正義の私が始末される可能性が高いと考える。
鈴木エイト氏や紀藤正樹弁護士は、これまで命を狙われながら長い間統一教会と戦ってきた。
私自身も、命の危険を感じながら、癒着した政官民連合と戦ってきた。
宮崎県警が、あくまでも癒着関係を温存するなら、私は犠牲者となる運命だが、正義の実現を目指してここまで戦ってきた私にとって、正義と引き換えならまだしも、不正義の犠牲となることは避けなければならない。

考えた末、私は、9月27日、県警本部長に宮崎県警がコーソクの捜査業務から外れることを請願した。(県警本部長宛「請願書第2」

私は、尊敬する中坊公平弁護士の教えである「道理を通す」ということを常に忘れずに行動している。
私は、損得では動かない。道理を通すということについては、命を懸ける。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク