日向市カトウ裁判の真実第3話「裁判の正否」

さて、私は、本件日向市カトウ裁判は、違法、不当、市民への背信行為だから、即刻止めることを十屋市長に提案した。
ここには、とてつもなく重大な意味、本質的問題が内在している。

裁判というのは、AさんBさん間の紛争解決の最終手段である。
AさんとBさんの間に、決定的に主張が食い違う利害があり、話し合いで解決できない場合に、費用と時間を負担することを覚悟して、自己責任で提訴する。
提訴理由は、自分が正当で相手が不当であるという確信に基づく。
裁判所とは、この国の正義や秩序を守り、善意の人を救うために、国民の莫大な税金で支えられている。
自分が正当であるという確信がある故に、裁判制度を利用することが許されることが大前提である。

さて、本件日向市カトウ裁判において、日向市は、原因調査も協議も悉く拒否している。
一方的にカトウに「契約解除通知」を送りつけて、裁判に驀進した。
自分が正当で相手が不当であるという確信に基づいていたのか?
とんでもない!
相手が正当で自分が不当であると知っていた。
つまり、不正を隠し責任を免れるために、この国の正義や秩序を乱し、善意の人を貶めるという犠牲すら厭わないという了見である。
しかも、その費用を負担しているのは、日向市民だ。

裁判において、日向市は、カトウの技術顧問の役割を果たした大川技師によって、完膚なきまでに設計ミスを立証され、しかも、やり直し工事の仕様変更によって、これまた動かし難い実証がなされ、「相手が正当で自分が不当である」ことは確定した。

これ以上、裁判をする正当な理由は微塵もない。
そんな裁判に市民が出せる金など1円たりともない。
当たり前の話だ。

結論として、日向市は、即刻訴えを取り下げて、カトウに賠償金を払って和解し、犯罪及び不当行為を止めなければならない。
かかった費用、賠償金は、責任割合に応じて、全額責任者が穴埋めしなければならない。
責任者に対する処分と道義的責任を含むけじめについては、議会で決めなければならない。

「とてつもなく重大な意味、本質的問題が内在している。」という認識に欠けるなら、取り返しがつかない深刻な事態を招くだろう。
市民目線に立てるかどうかがポイントになる。

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