宮崎県脱税トライアングル疑惑第1話

不正軽油製造使用による数千万円規模の脱税

軽油と言えば、ディーゼルエンジンの燃料であり、1リットル当たり32円の軽油引取税という県税を支払わなければならない。したがって、多くのトラックや重機を使用する企業にとっては、年間相当額を払うことになる。

そこで、企業の中には、その支払いを免れようとして、税金がかからない他の油を軽油の代わりに燃料として使用したりして脱税するものがいる。

ある県内企業B社は、少なくとも10年以上前から、軽油と灯油を50%ずつミックスして脱税を続けてきた。元従業員の話だと、自社が運営するガソリンスタンドで自社のタンクローリーに灯油を半分給油し、残り半分を軽油を給油する方法で、その後タンクローリーから重機に充填したということだった。また、トラックで使用すると、抜き打ち検査にひっかかるので、重機のみに使用していた。社内ではこの違法燃料を「ミックス」と呼んでいた。

元従業員の話では、ほぼ毎日と言っていいくらい、この充填作業をしていたので、推定で月に約6000リットル分、金額にして、約年間230万円、10年の時2300万円、20年の時4600万円の脱税である。

因みに、この不正軽油脱税は、全国でも結構検挙例(兵庫6億円脱税)がある。兵庫のように悪質な巨額脱税もあり、各県ではかなり取締りを強化してる。

県内企業B社を告発

本件は、某県内企業B社の脱税を、宮崎県と県警及び宮崎地方検察庁が組んで揉み消しを図っている疑惑に関する情報である。

私は今年2019年2月、B社の脱税情報を知人A氏と元従業員から聞き、話では、既にA氏は、県税事務所と県警に情報を提供し、調査が始まると聞いた。

その後県税事務所から複数の職員が日向市に3回以上調査に来た。内1回は、実際に重機に不正軽油を充填していたタンクローリーの運転手だった元従業員から、直接証言を聞き取っている。途中の4月中旬、A氏らが灯油をタンクローリーに給油しているガソリンスタンドに張り込み、その後タンクローリーを尾行し、工事現場で重機に不正軽油を充填している写真を撮り、たまたま同様に県税事務所も尾行しており、車の中から手を振って応えたとのことだ。その時、A氏は後で県税事務所職員から現場写真を提供して欲しいと頼まれて、提供した。

しかし、5月末まで県税事務所は動かず、5月末に連絡をもらったA氏が県税事務所に行くと、「調査が終わりましたので、これから県警と協力して動くことになります。」と説明された。ところが、その後も動きはなく、県の対応がおかしいと感じた私は、6月12日宮崎地方検察庁に本件を告発し、複数の県議会議員にこの情報を流した。このままでは県によって犯罪を揉み消されると考えたからである。

宮崎県による隠蔽(背任罪)

すると、延岡の社民党県議太田清海氏からA氏に連絡があり、「私が県税事務所に確認するので少し待って欲しい。」と言われたので、待つことにした。7月12日、太田氏が県税事務所職員4名と面談した。その内容が太田氏よりA氏に報告があり、私にはA氏から報告があった。報告によると、県職員は「このまま問題としない。理由は、脱税額(少なくとも数千万円)が大した金額ではないから。今はやっていないから。」ということだった。

正直、余りのふざけた内容に言葉が出なかった。少なくとも数千万円になる脱税額が大した金額ではないから問題としない!今はやっていないから脱税はなかったことにする!正気の沙汰ではない。言うまでもなく、この行為は完全な背任罪(刑法第247条)及び公務員職権濫用罪(刑法第193条)である。

態度が変わった宮崎地検

私は、地検に告発後、7月4日、19日の2回宮崎地方検察庁に行き、久保田捜査官と面談をした。7月4日の面談では、「証拠がないと令状が取れないから、証拠を提出して欲しい。決定的な犯罪の写真でなくとも、不正軽油をいつどこでどの重機に充填していたかなど犯罪を想定できるものであればよい。」と言われたので、すぐにA氏に協力を依頼すると、「自分と元従業員のCが直接持って行って説明したい。」と答えた。私は、19日の再面談で久保田捜査官にそう伝えると、「分かりました。では22日午後1時半はどうですか。黒木さんは来なくても大丈夫です。」と言うので、A氏に連絡し、22日午後の面談が決まった。

しかし、この19日の再面談で、検察は明らかに態度が変わった。まだ現物を見てもいないのに「写真では令状が取れない。検察で捜査するのは難しい。警察にやってもらえばいいじゃないか。」と前回と異なることを言い出すので、「今、22日の証拠提出とA氏とC氏2名の話を聞いてもいないのに決め付けるのはおかしいじゃないですか。」と言うと、それ以上の反論はなかったが、4日の対応と違い、初めから捜査するつもりがないことを示す態度だった。

トライアングルの影

22日、不正軽油脱税事件の情報を所有している知人2名(A氏、元従業員C氏)が上申書と証拠写真を持って宮崎地方検察庁に行き、久保田捜査官と面談をした。 その結果報告として22日夕方A氏から電話があり、「駄目だった。」とのことだった。つまり、地検は捜査をしない。しない理由は、「起訴しても証拠不十分で裁判で負ける可能性があるから。(B社関係者の)D氏がいるから捜査しないのではない。」とのことだった。また、「今後は日向警察署と相談して進めてくれ。地検でそう言われたと話していいから。」とのことだった。

お分かりだと思いますが、刑事裁判で検察が負けることはほぼ100%あり得ません。ですから、それを理由に捜査をしないとの説明が単なる口実であることは明らかである。よくもそんな見え透いた口実が言えたものです。 犯罪事実が明白なのに、刑事処分の中枢である検察が捜査もせず関わろうとしないとは、無責任極まる、常識に照らすならあり得ないことです。

以上の通り、本件不正軽油脱税事件は、県税事務所も県警も検察も犯罪事実を把握しながら、捜査も検挙もしようとしていない。つまり、合理的に考えると、犯罪揉み消しの疑いが否定できない。また、その理由を推測すると、担当者レベルではない大きな存在が関係していることは想像に難くない。決定を下しているのは、上だからである。

民主主義の危機「県も県警も俺の思い通りになる」

7月上旬、B社社長が元従業員のC氏の自宅にやってきて、「お前がいろいろ内部情報を流しているだろう。お前と黒木紹光は許さん。県も県警も俺の思い通りになる。」と言ったそうである。それで私は、別な方から、B社社長が私を告訴すると言っていたという話を聞いた。「これは警戒しないといけない。」とは思ったが、今回の検察の対応(犯罪揉み消しの疑い)を確認して、正直危機感を持ち始めていた。 一般常識ではあり得ない、本来絶対あったらいけない話だが、ご存知の通り、今の日本社会は、金と権力を持った者が、自分達の立場と利益を守るために、公的部門も自在に動かしている。犯罪を揉み消し、一方で犯罪をでっち上げ、正義をことごとく葬り去る訳である。忖度などという生易しいものではない。裏で相談して、力づくで、公権力を使ってやる。

それにしても「県も県警も俺の思い通りになる」という言葉の意味は重大である。なぜ思い通りになるのだろうか?方法はひとつしかない。政治力を用いることである。政治力を使って、脱税を初め、不法投棄その他数々の違法行為を見逃してもらい、逆に司法権力を利用して邪魔な存在を消し去ることである。B社社長は、それができるからこの言葉が出る訳である。そして私は消し去られる側の人間である。B社社長が「黒木紹光は許さん」と言ったということは、恐らく、司法権力を利用して私を消し去るという意味だ。

今回、私がこの情報を公開した理由は、このままでは正義と私自身が葬り去られる可能性が高いからである。拘束されたら、私は実質的に全てを奪われることになる。そして、本件犯罪は温存される。つまり、公的部門は国民の税金から高い報酬をもらいながら、脱税犯を検挙するどころか逆に守り、脱税犯の意向に沿って邪魔な存在を消し去る仕事を請け負っていることになる。

一言で言って世も末だ。宮崎県は、真面目な県民から税を徴収する一方で、脱税犯に便宜を図り、脱税犯のために尽力している。一体、権力者は、この脱税犯とどんな関係だろうか?

私は、社会正義が負けたら、日本はとんでもない腐敗社会が進行し、一般市民はだれも幸せになれない国になると考えているので、決死の覚悟で戦っている。いくらなんでも、子や孫達に腐敗にまみれた社会を受け渡すことはできない。

今、私に危険が及んでいる。私が、逮捕されたり拘束されたり起訴されるなら、それは、本件事件が明るみになったら困る金と権力を持った者が指示したということである。 良識ある国民、宮崎県民の皆様、この情報を民主主義と国民を守るために生かしてください。こうした問題は、現在日本国中に存在すると思われます。これに対して立ち向かわないと、国民は皆圧殺されます。まず、多くの人と情報を共有し、声を上げてください!よろしくお願いします。

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コメント

  1. 寺原由紀子 より:

    県と県警・宮崎地方検察庁が組んで脱税をもみ消そうとしている疑惑・・非常に遺憾に思います。「県も県警も俺の思い通りになる」と豪語している社長、そして権力全部が組んでいるのが事実であれば、黒木さんが拘束される危険が及んでいるのであれば、マスコミを利用するのはどうでしょうか。(法曹界の事も政界の事もよく解らないですが・・)

  2. 見原堂己 より:

    とくと読ませて貰いました。こうして疑惑の核心を公開していただくと自己防衛に繋がります。今回のような事例に遭遇するとき「正義の実行」にも剣が必要な気がします。ずる賢い相手にはこちらも正義のずる賢さが必要と言うことです。ノルマンディー作戦のように。