コーソク事件最終章>宮崎県警提訴についての声明文

本日夜半には、新しい宮崎県知事が誕生します。
仮に、河野知事が当選したら、宮崎県は、利権政治支配が続き、県民生活は後回しにされます。
東国原氏が当選したら、宮崎は復活のチャンスを手にし、新しい宮崎の時代が始まります。

実は、この県知事選挙とほぼ並行して、私が4年前から解決に取り組んできたコーソク不正軽油事件は、最終章に入りました。
何か、奇妙な縁を感じています。宮崎が生まれ変わるには、がちがちの利権政治支配から脱しなければならないのですが、その機会が、知事選挙と私の裁判というふたつのイベントの形で同じ時に起こりました。
このふたつの出来事は、宮崎の歴史を大きく変えることになるでしょう。

私こと黒木紹光は、令和4年12月20日、宮崎県警察本部本部長山本将之、株式会社コーソク代表取締役西村賢一、自民党宮崎県議会議員西村賢の三者を、宮崎地方裁判所に訴えました。提訴は、12月21日、令和4年(ワ)第440号損害賠償請求事件として、宮崎地方裁判所に受理されました。(訴状を添付しましたのでご参照ください。)

恐らく、というより間違いなく、国民の一人が県警本部本部長を訴えた例はなく、歴史上初めてのことだと思います。

私は、4年前の2018年12月から、元従業員からの相談をきっかけに、コーソクの不正軽油犯罪を追及してきましたが、徴収義務者である宮崎県、宮崎県警、宮崎地検、いずれも当犯罪を黙認し、われわれによる情報提供及び告発によって捜査することなく、犯罪を隠蔽及び放置してきました。
なぜこのような馬鹿げた非常識な事態が生じるのか、原因は、現段階で客観的証拠はありませんが、限りなく100%に近い理由として、自民党国会議員らが、宮崎県、宮崎県警、検察に、それぞれ働きかけた以外に可能性はありません。少なくとも、当事者であるコーソク自身が、直接犯罪もみ消しを働きかける可能性はゼロでしょう。また、コーソクと自民党国会議員江藤拓氏は、地元が同じ日向市であり、地元で二者の深い関係を知らない者はいないほど有名な深い関係にあります。

こうした持ちつ持たれつの関係及び腐敗構造は、今になってできたものではなく、長い年月を経て定着し、強固になったと考えられます。また、その過程おいて、コーソクと宮崎県警の直接の癒着関係が醸成されたと考えられます。

2019年7月上旬、共にコーソク問題を追及してきた知人と元コーソク従業員が私の家を訪ねました。元コーソク従業員によると、数日前にコーソク西村賢一社長が突然訪ねて来て、「お前がいろいろ内部情報を流しているだろう。お前と黒木紹光は許さん。県も県警も俺の思い通りになっとぞ!」と豪語しました。したがって、既にこの時、コーソクと宮崎県警の癒着関係は、修復できないほど進行していたと言えます。

コーソクと宮崎県警は、不正軽油犯罪を追及する共通の敵である私を、令和3年9月から葬ろうと図りました。きっかけは、令和3年9月4日、私が10名の署名を添付して宮崎県議会に提出した「陳情書」でした。

聞くところでは、この直後、慌てた県がコーソクに立ち入り調査に入り、コーソク西村賢一社長は、相当慌てたようです。その後、西村賢一社長は、「陳情書」を持って宮崎県警に相談に行くと、宮崎県警は、推測ですが、署名者に署名を撤回させて私を孤立化し、私を偽計業務妨害で告訴する提案をしたようです。そこで、西村賢一社長と西村賢県議会議員が手分けして署名者を訪れ、無理やり署名撤回を求めました。その情報を得た私は、すぐに、宮崎県議会、自民党宮崎県連、宮崎県警に抗議文書を送り、活動を止めさせました。

すると、今度は、コーソクと宮崎県警は、令和4年9月、共謀して虚偽告訴を企て、宮崎県警本部刑事が、署名者8名を訪ねて事情聴取しました。またもやその情報を得た私は、すぐに、宮崎県警察本部本部長山本将之氏に、虚偽告訴受理と違法捜査を止めるように請願する文書を数回にわたって送りましたが、令和4年12月7日、県警本部捜査2課前田倫昌刑事より、私に、事情聴取に応じるように電話がありました。

私は、12月12日、宮崎地方裁判所に、平穏生活権に基づき、捜査停止命令仮処分申立をし、12月14日受理されました。そして、12月20日、正式に、訴状を提出し、12月21日受理されました。

訴訟の目的は、もちろん、まず第一に、自らの命、生活を守るためです。もし、私が、12月7日の呼び出しに応じていたら、私は、100%、違法に逮捕されていたと思います。繰り返しますが、コーソクと宮崎県警は、ずぶずぶに癒着しており、虚偽告訴と違法捜査(虚偽証言等を基に犯罪をでっち上げたと考えられる)で、私を葬り去ろうと図ったと考えられます。したがって、まず、宮崎県警に職権濫用を止めさせなければなりません。

次に、宮崎県警とコーソクとの癒着事実、違法捜査と職権濫用事実を明らかにすること。三番目に、極めて危険な社会となった日本社会の実態を国民に知らしめて、警鐘を鳴らすこと。さらに、コーソク事件の解決と腐敗政治にメスを入れる機会とすることです。

冒頭述べた通り、日本の歴史上、県警本部本部長が国民に訴えられた例はありません。しかも、その訴えられた理由は、虚偽告訴共謀と違法捜査、さらに、職権濫用未遂です。いくら日本の公務員の質が落ちたと言っても、県警のトップがここまで腐敗している事実は、日本社会が狂っていることの証左と言えます。

すなわち、これは、言うまでもなく、宮崎県警察本部本部長山本将之氏個人、あるいは宮崎県警個別の問題ではなく、日本社会の法秩序が崩壊し、倫理道徳が失われているからこそ起きた社会現象です。日本社会は、完全に危険水域に入っています。日本社会全体が、利権に支配され、各機関(行政、警察、検察、裁判所等)は機能不全に陥っています。防衛どころか、防衛する前に、内部崩壊によって国は滅びます。

この裁判は、そのデッドライン上での私という正義と腐った権力の争いに対して、裁判所が正義に与するか腐った権力に与するか、日本社会を占うリトマス紙になる筈です。

いずれにしても、私は、ここ数年間、国家の危機と捉えており、この危機を乗り越えるには、国民世論が危機を自覚し、今一度民主主義が生き返ることが欠かせないと確信しています。したがって、本件裁判が、そのきっかけの一つになってくれたらと切望しています。

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