利権共同体が支配する政治が国民を殺す

築かれた東国原包囲網

今回の宮崎県知事選挙は、利権共同体によって東国原包囲が築かれ、見事に、既得権益VS市民の構図になった。
包囲網の内訳は、自民党、公明党、立憲民主党、連合、農民連盟(JA)、町村会、建設関係である。恐らく、他にも実質的に主要企業が加わっている。

なぜ主要団体が河野支持にまわったのか、理由はたったひとつ、自分の利益だ。
どちらが宮崎をよくしてくれるかではない。
どちらが、自分の利益をまもってくれるかだ。実にわかりやすい。
そして、最近の日本の選挙は、国民の関心が低く低投票率だから、組織を固めて一定数を確保すれば容易に当選する。
つまり、そうやって政治を支配し、自分の利益を確保する訳だ。

そういう構図、政治の枠組みが日本に定着し、利益誘導、世襲、格差、増税、国民負担率の上昇、法改正などが、着々と国民を苦境に追い込んでいる。

コーソクの脱税犯罪もみ消しは河野県政の賜物

なぜ明らかな脱税犯罪が黙認されるのか、それは、河野知事が、利権共同体に組み込まれたおとなしい犬だからだ。つまり、権力者の言いなりになる犬は、知事の席を約束してやれば、何でも言うことを聞くという訳だ。

コーソク事件の被害総額は、約7億円。その県民の被害は、そっくり利権共同体の懐に転び込む。皆、ホクホク、ニンマリという訳だ。

東国原氏が直面している既得権益との闘い

したがって、東国原氏は、否応なく、既得権益と孤独な戦いをしなければならなくなった。
味方は、良識ある県民だ。
県民に、この選挙が、既得権益を守る政治か、県民本位の政治か、を選択する選挙であることを伝えなければならない。

勝利は、東国原氏自身の勇気と決断力、県民の良識にかかっている。

宮崎の復活は、既得権益を守る河野にはできない。
東国原氏を勝たせないと宮崎を復活させられない。
河野を勝たせたら、宮崎県は終わる。

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