宮崎県警コーソク癒着疑惑に関する公開質問状

前回記事で述べた宮崎県警による冤罪工作計画疑惑について、私は、ますます疑念を深めた。なぜなら、日向警察署の職員が、私が刑事告発したコーソク西村賢一社長と西村賢県議会議員による強要罪を教唆した疑いがあるのに、なぜ、教唆した本人が、署名者を訪れて、強要罪の是非について捜査をするのかという根本的な問題があるからだ。
通常は、事件に関わった本人及び関係者は当事者に該当し、利益相反するので、捜査業務をしてはならない。
にも拘らず、本来捜査する資格がない者が捜査して、挙句に、告発者である私に嫌疑をかけようとしている訳だから、目的は、冤罪工作しかありえない。

私は、宮崎県警が、白昼堂々組織的に冤罪工作をしていると考えた時に、正直背筋が寒くなった。こんなことがまかり通ったら、権力を批判する者は皆逮捕される。

暗澹たる気持ちになってしまうが、私は、気を取り直して、県警本部長に「質問状」を送った。
以下全文を紹介する。

宮崎県警察本部

本部長 山本将之 殿

公開質問状

下記の通り、憲法第13条、16条及び国民の知る権利に基づき、公開にて質問させていただきます。つきましては、社会の健全性と宮崎県民の安心安全の確保のため、10月7日までの必着にて、正直にお答え頂きたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

第1 質問の趣旨

令和4年9月25日付「請願書及び質問書」において指摘した通り、これまでの経緯から、宮崎県警と株式会社コーソクの癒着が疑われているところ、このままでは貴殿が就任会見で約束した「宮崎県民の安心安全の確保」は到底叶いません。それどころか、癒着によって、宮崎県の法秩序は完全に崩壊し、私を含め多くの県民生活が危険に晒されてきました。

私は、元従業員を含む直接の被害者を複数知っていますが、宮崎県警とコーソクの癒着を放置するなら、今後も被害が拡大して発生することは間違いありません。

したがって、当質問に正直に答えて頂き、県民に実態を明らかにするとともに、癒着関係を断ち切り、直ちに本来の使命と職責を果たして頂きたいと考えます。

尚、本質問状は、前回の「請願書及び質問書」の質問と合わせたものといたしますので、本質問状に対してお答えください。

第2 質問

1 2019年2月、〇〇〇〇氏、元コーソク従業員〇〇〇〇氏、〇〇〇〇氏3名が、コーソクを産業廃棄物不法投棄、不正軽油製造使用、過積載、都市計画法違反、労働基準法違反の罪で日向警察署に告発しましたが、3名の数時間にわたる告発を受けて、なぜ日向警察署は何もせず3年半もの間放置したのですか?

2 2019年5月、〇〇〇〇氏が西村賢県議会議員の公職選挙法違反(事後買収)を日向警察署に告発しましたが、何もしませんでした。また、2019年7月、〇〇〇〇氏は県警本部2課選挙犯係長久保淳哉刑事に西村議員の公職選挙法違反を電話で通報しましたが、「選挙違反案件は、選挙管理委員会を通じて告発して欲しい。」と回答しただけで、初めから捜査する気はありませんでしたが、なぜ捜査をしなかったのですか?また、これは、担当として完全な職務放棄になりますが、貴殿の見解を教えてください。

3 2019年8月、〇〇〇〇氏は、宮崎地検久保田捜査官から日向警察署に行くように指示されて日向警察署を訪ね、岩本理一郎巡査部長と面談すると、「コーソク専従チームを編成します。編成したら、チームリーダーから電話させますのでお待ちください。」と言われました。しかし、1ヶ月以上経っても何も連絡がないので、岩本巡査部長に確認すると、「連絡はなかったですか?」と惚けた受け応えをされました。11月に入り、〇〇〇〇氏が立憲民主党県議会議員太田清海氏に相談すると、日向警察署田中浩徳氏より電話があり、「コーソク犯罪は多岐に渡っているので時間がかかっています。もうしばらくお待ちください。」と説明されましたが、またもやその後一切連絡がありませんでしたが、専従チームを編成するという見え透いたウソで〇〇〇〇氏を騙したのですね?

4 2021年9月、日向警察署は、私を貶める目的の西村賢一氏による告訴状を受理しようとしました。さらに、私に対する告訴の立件を図り、日向警察署職員が、コーソク社長西村賢一氏に教唆し、署名者を訪ねて、「警察問題になる」「(黒木紹光と)同罪になる」などと脅して、強要罪に相当する署名撤回を求める署名を取り付けさせた疑いがあります。この日向警察署職員の行為について、事実を調査してご説明ください。

5 5番目は、前回の「請願書及び質問書」の質問と同じになります。令和4年9月20~22日、刑事が、私が宮崎県議会に「令和3年9月4日付陳情書」を提出した際に添付した署名の署名者を、署名の件で事情聴取に訪れました。この時、刑事は、署名者に対し、私が、署名用紙を偽造した可能性があると言いました。これは、宮崎県警が冤罪工作を図って私を貶めようとしていることを示します。

つまり、コーソクと癒着している宮崎県警は、私が告発したコーソク西村賢一社長と西村賢県議会議員の強要罪を不問とし、逆に、告発人である私を貶めるため、冤罪工作を図ったものですが、一刑事がそのような大それた悪事を考えつく筈もなく、貴殿の指示に従い、宮崎県警が組織的にやっているのではありませんか?また、貴殿でないなら、首謀者はだれですか?これに関する宮崎地検とのやり取り(有無と相手と内容)を含め、具体的に釈明してください。

6 令和3年9月24日、私は、前佐藤本部長に「請願書」を提出し、株式会社コーソクに関わる重大な諸問題の解決をお願いしました。また、続く令和4年5月26日、今度は、コーソクの運転手の間で、覚醒剤を常習するものが複数いるとの情報を提供しました。しかし、宮崎県警は、重大な諸問題を放置し、覚醒剤事件すら放置しています。これらの放置事実を認めますか?また、覚醒剤常習者を放置すれば命にかかわると共に、周囲への蔓延は深刻な社会問題へ発展します。これについて、就任会見において「宮崎県民の安心安全の確保」を約束した貴殿の考えを教えてください。

7 昨年末か今年初めか覚えていませんが、コーソクは宮崎県警に車両を寄付しています。見てきた通り、宮崎県警とコーソクの癒着関係は非常に根深いものがあります。2013年度から2022年度までの過去10年間、宮崎県警に対するコーソクからの利益供与(物品および金銭)の明細を、金額を含めてすべて開示ください。

8 統一教会問題が示すように、権力者の力を借りた悪を行政と司法が黙認すると、社会は凄まじく荒廃し、国民に甚大な被害をもたらし、多くの国民を不幸にします。つまり、宮崎県警とコーソクの癒着は、それ自体が、犯罪であり、反社会的行為であり、国賊行為です。貴殿は、本部長に就任して日が浅いのですが、この癒着という罪深い行為を継続しますか、それとも、断ち切ると断言できますか?

断ち切るのであれば、これに対する回答を行動の第一歩として示してください。

以上

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