日向市高価格トイレ(2856万円)でギネス申請か?

坪単価220万円のトイレ

伊勢ケ浜に高価格トイレができたという噂が流れ始めている。
早速調べてきた。
      

      

   

ご覧の通り、建築費1782万円、水道工事費756万円、電気工事費318.6万円、合計2856万6000円。
面積を計ると、43.52㎡(13坪)だから、坪単価219万7000円である。

まずは、金額で度肝を抜かれたが、正直、中身を確認して大きなショックを受けた。

この設計はなぜ生まれたか?

私は建築は素人だが、このトイレの設計には、大きな疑問を感じた。
まず、このトイレの位置は伊勢ケ浜の正面玄関にあり、トイレの入り口は、丸見えである。
いろいろ思い返すが、入り口が丸見えの公衆トイレは記憶にない。
次に、男子トイレと女子トイレの入り口は、ほぼ共通している。
アベックが、手をつないでいっしょにトイレに行くには好都合だが、常識からは外れている。
3番目に、入り口の動線上に軒を支える柱が2本あり、非常に邪魔である。

高価格低級トイレ

最初価格を聞いた時、私は、最近高速の休憩所でよく見かける、ゆったりとした設備が充実した高級トイレを想像した。

実際見てみたら、便器、洗面台、間仕切り、どれを取っても低級品だった。便器は、当然今や常識でもあるウォシュレットだろうと予想していたが、見事に裏切られた
何の変哲もない普及品の蓋なし便器だった。

この高価格に、この低級品。
正直、言葉が続かない。

深刻な放漫財政体質

いくらなんでも、これほど出鱈目な公共支出は許し難い。
恐らく、予算枠を使い切る目的で、大判振る舞いした結果だろう。
いずれにしても、市民のためという基本は、完全に忘れ去られている。
マネジメントも全く影も形もない。

この市政で日向市がよくなるという可能性は、ゼロだと思う。
折りしも、明後日24日は日向市役所のグランドオープンのようだ。
一方で、学生服も買えない新中学生がいる貧困家庭の話を聞いた。
48億円の借金をして豪華ホテル並みの市庁舎を造り、はしゃいでいる場合か!

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