梶木開発事件第1話「日向市が違法開発行為を容認!」

日向市得意の官民癒着

またか!と思わざるを得ないが、日向市はいつからこんなに業者と癒着する伝統が築かれたのだろう。
聞いた瞬間、驚くと言うより、呆れ果てたというのが実感である。

2月末、梶木地区住民9名からなる「日向市自然環境と市民生活を守る会」が日向市議会に請願書と陳情書を提出した。
請願の主な内容は、梶木地区におけるコーソクの違法開発行為の差止と違法状態の解消である。

「日向市自然環境と市民生活を守る会」は、1月28日、日向市に対して同じ内容の「要請書」を梶木地区住民152名の署名を添付して提出したが、日向市からの2月8日付回答は「開発行為者(コーソク)に確認の上、宅地造成のための開発行為ではないと判断し、違法性はないと認識しています。」というものだった。

この回答書が送られてきて、「日向市自然環境と市民生活を守る会」はぶったまげた。
なぜなら、地権者の一人である会員が、コーソクと開発後に新たに所有する宅地に関する契約をして、実際に土地を測量し、宅地予定地をブロックで囲っているからだった。

   

契約書等と写真の物的証拠や現場の状況から、100%宅地開発であることが明白なのに、日向市は、「宅地開発ではない」と言い切った!
「(カラスを指差して)白鳥だ」と言った日向市の建築業者がいたが、今度は、よりによって、業者ではなく日向市が言ったのだ!

違法行為の内容

で、違法行為の内容とは、コーソクが市に提出している「平成26年10月6日付土地開発行為届出書」の内容は、宅地ではなく資材置き場開発としての届出がされているが、実態は宅地開発だから、虚偽申請であり、都市計画法第4条第12項「主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更」に照らせば、違法は明らかである。

しかも、工事範囲内の土地には地元住民が所有する土地が含まれており、コーソクは地権者との正式な合意もなく、開発行為を進めてきた。
つまり、他人の土地を、頼まれてもいないのに造成してきた訳だ。

これに対して、日向市の認識は、「開発行為者に確認したら、本人が宅地開発ではないと言うので、違法ではない」というものだ。
いや、日向市が、契約書等と写真の物的証拠や現場の状況を見たことがないのならまだ分かる。
しかし、「日向市自然環境と市民生活を守る会」は、前もってそれらを提出しているので、日向市は、「カラス(宅地開発)であること」を知っている。

したがって、日向市とコーソクの癒着関係、日向市が住民の生活権を犠牲にしてでも一業者の利益を守る特定業者支援団体であること、日向市が法令遵守をしない権力を濫用する自治体であることが明らかとなった。

コーソク対策のための条例

また、「日向市自然環境と市民生活を守る会」は、同時に、延岡市が平成24年3月に制定した「延岡市土砂の採取及び埋立てに伴う災害の防止に関する条例」と同じ条例の制定を要請する陳情書を提出した。

これは、平成24年頃、延岡市富美山町青葉台において、防災等の配慮を欠いたコーソクの開発行為によって、付近住民の生活が危険に晒される状況に置かれた延岡市が、コーソク対策として新たに制定した条例である。

延岡市の建築指導課S氏によると、「青葉台においても、やはり同様にコーソクは、資材置き場開発の届出で宅地開発をしていた。そして、その態様が、防災、安全対策、近隣住民に対する生活上の影響などの点で問題が多く、その対策として、開発行為に対して厳しい条件を付けるために条例を制定した。」とのことだった。

そこで「日向市自然環境と市民生活を守る会」は、この条例を日向市も制定すべきということで、今回議会に陳情した。

まともな延岡市、腐敗した日向市、市議会は?

それにしても、日向市の対応は、一言で言うと「あり得ない!」
市民生活を守るどころか、カラスを白鳥だと言って、市民生活を脅かすという真逆の公共サービスをして市民を苦しめているのだから、公務員職権濫用罪(刑法第193条)「公務員がその職権を濫用して、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害したときは、二年以下の懲役又は禁錮を処する。」に該当することは明らかである。

また、コーソクが、同様に資材置き場開発の届出で宅地開発をしていたことに対して、延岡市は、コーソク対策として新たに条例を制定し、片や日向市は、梶木地区住民152名の工事差止要請を無視して、コーソクに便宜供与をし、違法開発行為を容認した。
これは、もはや民主主義ではない。

一体延岡市と日向市のこの対応の違いは何なのか?
同じ業者の同じ行為に対して、どうしてこんなに対応が違うのか?
客観的に見て、延岡市はまともで、日向市は腐敗している。
市政の状況は、本当に深刻である。

残る頼みの綱は市議会である。
果たして、選挙前に、市議会の良識は発揮されるのか!?

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コメント

  1. 見原堂己 より:

    今回の情報内容は未来の日向市にとり看過できない内容。市民の一人として納得のゆく市の対応を訴求して参ります。それにしても市の環境課に配置されている人材の意識が薄い事例が散見されます。