日向市カトウ裁判の真実第10話「設計図書違反は偽装工作か?」

残りは、例の偽装工作の臭いがプンプンする怪しい設計図書違反写真であるが、最早正当性を失った状況では、設計図書違反自体が、虚偽のアリバイに等しい。

ここにおいて、日向市は、虚偽のアリバイを根拠にした損害賠償請求をしながら、犯罪という領域にいるという自己矛盾に陥ったことになる。
つまり、設計図書違反という主張は、虚偽のアリバイに基づいた損害賠償請求なので、すなわち詐欺なのだ。

詐欺罪の構成要件は以下の通りである。

1.一般社会通念上、相手方を錯誤に陥らせて財物ないし財産上の利益の処分させるような行為をすること(欺罔行為又は詐欺行為)
2.相手方が錯誤に陥ること(錯誤)
3.錯誤に陥った相手方が、その意思に基づいて財物ないし財産上の利益の処分をすること(処分行為)
4.財物の占有又は財産上の利益が行為者ないし第三者に移転すること(占有移転、利益の移転)
5.上記1〜4の間に因果関係が認められ、また、行為者に行為時においてその故意及び不法領得の意思があったと認められること

ご覧いただいた通り、日向市が遂行中の虚偽のアリバイに基づいた損害賠償請求は、3と4を除いて、詐欺の構成要件に該当する。
すなわち、詐欺未遂罪である。
実行犯である方々が、そこまで認識していたかどうかは知らない。
ましてや、顧問弁護士がついていながら、どうしてそんなことができるのか?
高を括っていたとしか思えない。

そして、市民にとって、日向市による詐欺未遂は、対岸の火事ではない。
なぜなら、裁判費用は、市民が負担しているからだ。
我々日向市民は、日向市による詐欺未遂行為を支援していることになる。

この認識に到達した時に、私は、即刻日向市に裁判を、犯罪を、止めさせなければならないと思った。


結論として、日向市は、提訴時点における想定外のことがふたつ発生し、状況は、根本的に変わった。

ひとつが、最大の争点である「はらみの原因」は、施工不良ではなく、設計ミスだったことが明白となり、完全に敗北した。
もうひとつが、裁判には正当性がなく、それどころか、訴訟継続が詐欺未遂かつ背任であることの蓋然性が高いことを市民の一人である私が気付いた。

私は日向市民であり、すべては、市民目線で見て、考える。
一般に、多くの市民は、事情を知らされない、知らない、無視される。
一般に、多くの市民は、モノを言わない、言えない、無視される。
しかしそれは、市民としての権利や要望や意見を失った訳ではない。
日向市は、そういう一般市民に目を向けなければならない。
私が今、日向市に求めるのはそれである。
決して、どうやって責任を回避するかを考えないことだ。

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