日向農協スタンド跡地汚染第1話「やっぱりな、情報開示できないほど酷い汚染か?」

区画整理に関わる問題という理由で、先に日向市行政関連情報として紹介しましたが、本質的には、企業の社会的責任という観点の問題ですので、記事のカテゴリーを日向農協にして、改めて紹介します。

当問題について、4月30日付と5月1日付けで、藤本組合長に以下の文書を提出しました。

日向農業協同組合
代表理事組合長 藤本 隆康 殿

財光寺南地区旧JAスタンド跡地について

4月27日管理課黒木正博氏へファックスいたしましたが、回答はありませんでした。
こうした緊急度が高い問題は、即断即決、即着手が必要なのであり、回答もしてこないというのは、重要性の認識不足を示しており論外です。

また、当問題の発生は恐らく1年以上前だと推測しますが、今日まで、貴組合において、その重要性の認識がなされなかったことに驚きを禁じ得ません。
これは、すなわち、貴組合において、地域住民の安全な生活を守るという、社会的責任を負う企業として当然の価値観が希薄であることを示しています。
換言するなら、自己の利益、都合優先であることを示していると言わざるを得ません。

本来であれば、土壌汚染の事実が判明した時に、行政だけではなく、自ら、付近住民と区長やマルイチ等の多数の人が訪れる事業所に対し、謝罪と事情説明を実施し、囲いの前に告知看板を掲げるべきでした。
そうした判断および言動は、企業の社会的責任の観点から、常識的レベルですらあります。

情報開示につきましては、事実を隠さずに開示しなければなりません。
つまり、判明時期、その時の汚染度数値、原因、対策の内容、検査データ、今後の見通し、環境及び人体への影響の可能性などです。
正直に開示することが、社会的責任の第1歩なのです。

5月1日、即回答、即着手のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

以上

追伸です。

本日、回答と合わせて情報開示をお願いします。
内容は、ベンゼン検出から以後これまでの経緯(これまでの検査数値含む)、原因、対策の内容、今後の見通し、環境及び人体への影響の可能性などです。

よろしくお願い申し上げます。

以上


残念ながら回答はありませんでした。
日向市市街地整備課へも同内容の文書を提出していますが、やはり回答はありませんでした。
情報開示できないほど汚染度が酷いのか?
何がしかの不利益を回避したいだけなのか?

いずれにしても、日向農協も日向市も、市民生活の安全を守るという価値観が希薄である、そして不誠実であると言わざるを得ない対応です。
もし仮に、自分の利益を優先しようとしているだとしたら、私に言わせれば、真逆です。
顧客あっての日向農協、市民あっての日向市です。
そんな基本的なことすら認識していないのなら、今すぐ新社会人といっしょに出直すべきでしょう。
指導者?指導者は…

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